株式会社エーエルジェイ（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：釘嶋 博之）は、2024年1月19日に柔軟性と効率性を備えた仮想化環境を構築可能なProxmox Virtual Environment（Proxmox VE）のサブスクリプションの販売を開始したことをお知らせします。

Proxmox は使いやすいインターフェースを持ち、大規模な運用も可能な機能を備えており、それら全ての機能がオープンソースで提供されています。海外のソフトウェアであることから、導入に踏み切れない企業もあると思われます。株式会社エーエルジェイは、日本企業による正規代理店としてサポートを提供するとともに、構築サポートを提供することで、仮想化基盤を必用とする企業の支援をするべく、サブスクリプションの販売をスタートします。

Proxmox Virtual Environment（Proxmox VE）は、Debianをベースとした仮想化プラットフォームです。KVMによる仮想化とLXCのコンテナベースの仮想化を統合して提供しています。Proxmox VEは、企業や個人が柔軟性と効率性を備えた仮想化環境を構築するための包括的なソリューションを提供しています。

Proxmox VEは以下のような特徴と利点を兼ね備えています。

1. KVMとLXCが利用可能
KVMによるハードウェア仮想マシンとコンテナベースの仮想化であるLXCが利用可能なため、両方の利点を組み合わせて最適なパフォーマンスとリソース効率を選択可能です。

2. Webベースの管理インターフェース
直感的で使いやすいWebベースの管理コンソールを備えています。これにより、複数のノードを簡単に管理し、仮想マシンやコンテナを作成、監視、管理することができます。

3. クラスタリングをサポート
クラスタリング機能をサポートし、ハードウェアの障害が発生してもシームレスにサービスを提供します。高可用性の要件にも対応できます。

4. ストレージの柔軟性
さまざまなストレージタイプをサポートし、分散ストレージ（Ceph）と分散ファイルシステム（CephFS）も提供しています。ニーズに応じたストレージの選択と利用が可能です。

5. セキュリティと更新の管理:
セキュリティアップデートの管理を簡素化し、仮想環境の安全性を確保します。プロフェッショナルサポートが利用可能で、サポートが必要な場合にも対応できます。

6. Proxmox Backupによるシームレスな統合
Proxmox VEとProxmox Backupの組み合わせにより、スナップショットとインクリメンタルバックアップを活用したバックアップを管理コンソールを利用して簡単に行えます。

Proxmox VEは、オープンソースのメリットとエンタープライズグレードの仮想化機能を組み合わせ、ユーザーに優れたパフォーマンス、柔軟性、および信頼性を兼ね備えています。

Proxmoxの構築をサポートします
株式会社エーエルジェイは社内システムの仮想環境でProxmox VEとProxmox Backupを利用しており、利用者としての知見を蓄積しています。
Proxmox のサブスクリプションの販売に限らず、構築面のサポートにおいても、弊社は皆様のお役に立てると信じています。
Proxmoxの構築に関するご相談があれば、気軽にお問い合わせください。